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「食べていけるエンジニア」について思うこと

久しぶりに技術カンファレンスに足を運んだ。仕事が今日ばかりはどうしても忙しかったので、後半戦からの参加だったけど。

技術カンファレンスに行くと、技術力の高いエンジニアの発表にいつも圧倒されて、「もっと技術的な高みを目指してかないと、将来絶対にいつか食えなくなるなぁ」と本当に危機感を抱く。今日一番印象に残った発表では、「自分が技術的に成長できてるかをいつも問うことが重要。高い技術レベルを持ってないと、組織の下駄を脱いだときに何もできない(俺意訳)」という発表だった。全くもって真っ当な正論だと思う。何も間違ったこと言ってないと思う。

一方で同時に、それとはまったく反対のことも思う。

今、エンジニアリソースやエンジニアのスキル不足が直接の原因で、業績が伸び悩んでる会社ってどのくらいあるんだろう? 大概の会社って、技術的リソースよりもアイデアのほうが枯渇したがゆえに業績が伸び悩むんじゃないかなぁ。例えば死ぬスタートアップのほうが生き残るスタートアップより圧倒的に多いとして、では技術的優位性によって競争に生き残った会社はどれだけあるのだろう?

となれば、食っていけるエンジニアって、良いアイデア(顧客の求めるもの。あるいはきちんとしたお金になるもの)を考えることができる能力がまず前提としてついてて(ここ重要)、それができたうえで実装まで持っていけるエンジニアじゃないの? と最近本気で思い始めている。

こう考えること自体が技術力の低いエンジニアの考えることの典型で、もっと技術レベルが上がってから考えるべきことなのかもしれない。そもそも、業績とエンジニアリングは全くの別物として分けて考えるべきな気もする。

だけど僕は、例えばアイデアの枯渇で生きるか死ぬかの瀬戸際に立っている会社で働くことになったとしても、自らのエンジニアリングスキルを高めていくことにフォーカスし続けられる自信が正直なところ今はない。