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眼鏡

自分が眼鏡をかけだしたのは、確か中3の頃。当時すごく好きだった人がいて、そのコが眼鏡好きという噂を友達づてに聞いたので、大して目が悪くもないのに無理して眼鏡をかけたのだった。

真っ直ぐて透き通っていてそれでいて壊れやすくて、透明なガラスみたいな人だった。
この人を守りたいと当時15かそこらの自分は本気で思っていた。だけどそのときの自分は、自分が思ってる以上にその子は自分のほうを向いていないことを知らなかった。
あれだけ人を本気で好きになったことはなかった。というか、あのとき振られる痛みを知ってしまったから、望むということに対して慎重になってしまったのかもなぁ。
落ちはない。